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京都伝統野菜九条ねぎ

こと九条ねぎの特徴

こと九条ねぎの産地

京都にこだわり、よりよい品質の
ねぎを生産するために

京都伝統野菜・こと九条ねぎを周年栽培で取り組んでいます。温暖化の影響で、夏季は京都市内の夜温が30度を超える日が多く、葱の生育には厳しくなってきました。
そこで、夏季は夜温の低い南丹市美山町で生産を行い、良い状態の商品を常にお届けできるように努めています。
春夏秋冬、季節に合わせて産地リレーを実施し、安定供給を目指して取り組んでいます。

産地リレーの栽培期間(出荷期間)

京都市10月~翌年6月
秋から冬、春葱の栽培に適しています。夏は暑すぎてねぎの生育適温ではなくなり成⻑が止まり、加えて病虫害も多くなります。
⻲岡市7月~翌年5月
京都市・南丹市と比べて周年栽培に適しています。当社 の圃場は、土壌の都合で広い面積での作付けは難しいが、気候は比較的ねぎの生育にも良好で、周年での栽培に適しています。
※⻲岡の圃場事情は2年後に変わる可能性があります。
南丹市7月~10月
夏葱の栽培に適しています。冬は気温が低すぎて成⻑が止まり、積雪もあるため栽培を行なっておりません。他地域より土壌状態もよく、美味しい夏葱が栽培できます。

こと九条ねぎの農法

安心安全かつ
環境へに配慮して

有機質肥料を使用し、農薬や化学肥料を少しでも減らし、特別栽培の基準を目指した栽培を実施。
圃場ごとに診断し、無駄のない施肥を行い、また、土壌改良のために緑肥なども取り入れています。
年々変わりゆく自然環境であったり、それぞれの産地の特性や土地環境に合わせた栽培方法に努めています。
美山の産地では、裏作で米作りを行い、土壌改良、連作障害対策をしています。
(一部、循環型農業としてねぎの残渣を自社養鶏場の餌として使用し、 養 鶏場の鶏糞をたい肥として使用する取組みも実施)

こと九条ねぎの品質

京都盆地特有の暑さ厳しい京都の夏は、収穫したてのねぎは畑に横付けした保冷車にて保冷し、移動〜工場までも品質を落とさないようにしています。

こと九条ねぎの
GAPの取り組み

安心な農産物を
お客様にお届けする為に

GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、食の安全を保証された作物を皆さんに届けるため、国が定めた「良い農業」のやり方の基準をもとに、農業の現場でのルール作りに継続していく取り組みです。私たちはGAPの手法により、適切な農場管理を目指し、食の安全、環境保全、労働安全の向上に努めています。
お客様に安心して、生産した九条ねぎを味わっていただくことが私たちの使命です。

加工について

向島工場

畑から収穫された九条ねぎの第1次調整加工場。
日々の細かな九条ねぎの状態を常に情報共有しながら農場との連携を行い、ベストなねぎを各々に振り分け、加工前までの調整と原体や袋物の出荷を行っています。 ねぎについてはエキスパートであり、ねぎの品質はここで守られています。冷蔵庫にはスピーカーを設置して年中クラッシック音楽を流し、保冷中もねぎにとってより良い環境作りを行っています。

横大路工場

第1次加工場(向島工場)にて調整された九条ねぎの第2次加工場。2010年12月竣工、主にスーパーなどの量販店向けのカップねぎや業務用カットねぎの商品を製造。原料をもとに、パウダー、乾燥、ペーストなどのメーカー向けの2次加工品も製品化。
HACCPに準じ設計された工場と従業員への徹底した衛生教育を実施。京都伏見の名水をねぎの洗浄の際に使用しています。
パック包装は半自動の機械で行い、菌の繁殖を防ぐ環境作りに力をいれています。冷蔵庫にはスピーカーを設置して年中クラッシック音楽を流し、保冷中もねぎにとってより良い環境作りを行っています。従業員の衛生教育については、外部講師をお招きして衛生講習会を開催。2016年、京(みやこ)・食の安全衛生管理認証制度(京都HACCP)にて認証を受けました。

横大路工場の中

清掃
作業区域
作業者や加工機器・用具で直接、商品(ねぎ)を汚染する可能性がある作業室
作業者並びに加工機器・用具の衛生管理が最も重要な作業室
準清潔
作業区域
商品(ねぎ)は包装されており、作業者が直接触れることはないが、出荷までの衛生管理が必要な作業室
及び商品(ねぎ)の包装資材の保管室
汚染
作業区域
原材料(ねぎ)を洗浄などの前処理する作業室及び外部作業者と内部作業者が混在する作業室
サニタリー
区域
作業前に作業者の清潔を確保するための区域
作業服の着衣、異物(毛髪など)除去、手洗い・消毒などを行う区域
一般区域 作業区域に入る前の区域で制限は特にないが、通常の清掃等で清潔を維持する区域